Treatmant
下肢静脈瘤の治療法
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レーザーによる血管内焼灼術
膝の内側かふくらはぎからELVeSレーザー1470の細いレーザーファイバーを挿入して静脈内にレーザー光を照射して収縮・閉塞させ、静脈逆流を止めることで治療をサポートします。
この焼灼により血管の内側が焼灼され血液が通らなくなり問題のある血管のみをなくします。
レーザーによる血管内焼灼術治療は、従来の下肢静脈瘤治療で行われてきたストリッピング手術や硬化療法による治療に比べ様々な利点があり、レーザー治療が下肢静脈瘤治療の主流になってきています。 -
硬化療法
硬化療法は、下肢の静脈瘤に薬を注射して固める治療です。
固めた血管が硬くなることから硬化療法と呼ばれています。
その後、弾性ストッキングや弾性包帯などで圧迫して静脈瘤を潰します。
半年から一年程度で徐々に吸収されて小さくなり、消えてしまいます。 -
ストリッピング手術
ストリッピング手術は脚のつけ根を数センチ切開して、静脈の中に細い針金(ワイヤー)を入れてワイヤーごと静脈を抜き去る方法です。
ストリッピング手術は、逆流のある傷んだ静脈を取り除くという理にかなった治療なので、再発の可能性は低いといわれています。 -
弾性ストッキング
弾性ストッキングは、足を締めつけて、ふくらはぎの筋ポンプ作用を助けることによって静脈還流をうながし、足に血液がたまるのを防ぎます。
医療用の弾性ストッキングは圧迫する圧力が強く、着用に注意が必要なため医療機関でしか購入できません。
弾性ストッキングは長さによってハイソックス、ストッキング、パンティーストッキングなどの種類があります。