Treatmant
保険適応の多汗症治療法
ボトックス注射
脇の皮膚にボトックスを注射します。
ボトックスは、神経伝達物質であるアセチルコリンの放出を阻害し、汗腺への情報伝達を遮断すすることで発汗量を減少させます。
ボトックス注射による発汗抑制効果は、個人差もありますが通常注射後2、3日で現れ、4~6ヵ月程度効果が持続します。
エクロックゲル
エクロックゲルは日本初の保険適応の原発性腋窩多汗症用の外用薬です。
1日1回両脇にゲルを塗布することで、アセチルコリンが汗腺を刺激するのをブロックすることで発汗を抑えます。
ラピフォートワイプ(ワキ汗)
抗コリン薬に分類されていて、原発性腋窩多汗症の外用薬としてはエクロックゲル(ソフピロニウム)に次いで日本で処方できるようになりました。
ラピフォートワイプは1日1回両脇にシートで塗布します。
アポハイドローション(手汗)
エクロックゲルやラピフォートワイプは脇汗に対する治療薬ですが、アポハイドローションは手汗に対する塗り薬です。アポハイドローションは抗コリン作用により手汗を抑制します。
1日 1 回就寝前に両手に塗布することで効果を発揮するラピフォートワイプは、日本初の原発性手掌多汗症治療剤です。